『ロッキー・ホラー・ショー』(1975年・英)

(2005年7月鑑賞分。感想などは当時のもの) ロッキー・ホラー・ショー (1975年・イギリス)   監督:ジム・シャーマン/出演:ティム・カリースーザン・サランドン他   評価…★★★☆☆ <内容紹介> 画面に真っ赤な口紅を塗った巨大な唇が現れ、わけのわからない歌を歌い出す。どうやら「SF怪奇映画二本立て」らしいが…。場面は突然変わって、結婚式。その列席者であるブラッドはその勢いで恋人ジャネットにプロポーズし、ふたりは婚約する。二人は婚約したことを出会いのきっかけでもあった恩師に報告すべく車を走らせるが、途中雷雨で道に迷いある古城へと辿り着く。しかし、そこではフランク・フルターと言うバイセクシャルの自称宇宙人を中心としたモンスターのような奇妙な連中のパーティの真っ最中であった…。
有名すぎるほど有名なこの作品、ずっと見たいとは思っていたのですが、私どうもミュージカルが理解できなくてですね(インド映画は面白いんですが…)。どうしてもレンタルする気にならず現在に至っておりました。 で、この度ようやく鑑賞するに至ったのですが…、やっぱりよくわかりませんでした。面白くないことはないんだけど…。所詮ミュージカル嫌いで洋楽苦手な人間にはダメなんでしょうかね。30年以上前の舞台が元なのに今だに熱狂的なファン(何百回も見るし、映画館でも好事家同士舞台感覚で盛り上がって見るそうですね)を持つこの作品の魅力がわからないのは甚だ残念です。ほんとは評価不能にすべきかなーと思いつつ一応私個人の評価(いや、全てそうなんですけど(^^;)をつけさせて頂きました。 瑣末な事柄について意見させて頂ければ、ブラッドはともかくジャネットってば初体験の相手がバイセクシャルの宇宙人でいいのか!? しかも婚約してるのに…っと強く思いました。その後、ロッキーとやるのは別にいいんですけど。その時の歌詞で、「ヘビーなペッティングなんか意味ないと思ってた。ただシートが濡れるだけ」ってのが即物的でおかしかった。あと、スコット博士の脚が思いの外セクシー。 しかし、若くてかわいいスーザン・サランドンが全篇のほとんどを下着姿かそれに類した状態で出演してるのにびっくり。特に声がめちゃめちゃかわいいんだけどこんな声だったっけ?