*読書記録:その他の小説

『 一九三四年冬 ― 乱歩 』 久世 光彦

◆ 一九三四年冬―乱歩 (新潮文庫) 久世 光彦 ¥500 評価…★★★★☆<あらすじ> 1934年、昭和9年冬、40歳になったばかりの江戸川乱歩は、鳴り物入りで始まった連載小説 『 悪霊 』 に行き詰まり、どうにも追い詰められた気持ちのまま家を出て、とりあえ…

『 サーカスの息子 』 ジョン・アーヴィング

◆ サーカスの息子〈上〉 (新潮文庫) ¥900 サーカスの息子〈下〉 (新潮文庫) ¥940 ジョン・アーヴィング/訳=岸本 佐知子評価…★★★★☆<作品紹介> カナダ在住の医師ファルークは、サーカスの小人の遺伝子を研究するために、時々故郷のボンベイに戻る。そん…

 『吐きたいほど愛してる。』 新堂 冬樹

◆ 吐きたいほど愛してる。 (新潮文庫) 新堂 冬樹 ¥540 評価…★★★★★<内容紹介> 愛――、それは気高く美しきもの。そして、この世で最も恐ろしいもの。毒島半蔵の歪んだ妄想が、この世を地獄へと塗り替える。虚ろな心を抱える吉美が、浮気を続ける亭主に狂…

クワイエットルームにようこそ』 松尾 スズキ  

◆ クワイエットルームにようこそ (文春文庫) 松尾 スズキ ¥470 評価…★★★★★<あらすじ> 28歳バツイチ芸能系ライターの私・明日香は気づいたらとんでもなく馬鹿げた見世物に立っていた。何でこんなことをと思いつつも覚悟を決めようとした時、どうも周…