『ザ・ストーカー~狂気の愛~』(1996年・米)

(2005年7月にケーブルTVで視聴。感想などは当時のもの)

ザ・ストーカー~狂気の愛~【字幕版】 [VHS]

 

 

 

 

 

ザ・ストーカー~狂気の愛~ (1996年・米)

監督:ジョージ・モンテシー/出演:トリ・スペリング

 評価…★★★☆☆

 

<あらすじ> 女子大生ローレルは、医大生のケビンと交際を始めた。ハンサムで優しく心から彼女を愛してくれている彼はまさに理想の恋人で彼女も夢中だった。だがローレルの母はどうも彼が気に入らないようで彼もまた然り。そんな折、母はケビンの語った家族の経歴が嘘だったことを知り不信感を募らせる。ローレルにも忠告するが彼女は耳を貸そうとしない。しかし、交際が続くにつれ彼女も彼に少し違和感を感じつつあった。 そんなある日、嫉妬から暴力を奮うケビンを見て恐怖を感じる。そして、愛の巣だと思っていた山小屋の生活が実は彼女を幽閉するのが目的だったと知り、ローレルは別れを決意する。しかし…   

 

※以下ネタバレ有り

 

 

 


これストーカーじゃないでしょ。ただの異常者でしょ。 ストーカーブーム(は変だが他に表現が思いつかない)に乗ってつけられた邦題なんだろうなぁと思って調べてみたところ、原題は『Mother, May I Sleep with Danger』だそうです。私の英語力ではきちんと訳せませんが感じはわかりますね。確かに相互依存してる感じの変な母子関係だった。お母さん、めちゃめちゃ行動力あるけど無謀。みんな無事だったからよかったですけど。って犯人も無事だったし(^^;)

それなりに面白く見たんですけど、どうかと思うところは多い。描き切れてないというか。本物のケビンくんは物凄い犬死に感あってかわいそうだ。 しかし、何よりも私はヒロインに全く魅力を感じられなかったので感情移入しにくかったな。スタイルはいいと思うけど彼女はどう見ても変な顔だよ。ケビン(実はビリー)の前の犠牲者は写真で見る限りかわいかったけど。あの顔は米国では美人の範疇に入るのか?

あ、そういえばケビン=ビリーは彼女の顔は一度たりとも誉めてないな。体はほめそやしてたけど。ということはやはり美人じゃないのね。まぁ、実際に痴情のもつれで犯罪を犯したりとか、ストーカーしたりとかの場合って、必ずしも対象となった女性に万人に認められる魅力があるわけではないんですけどね。