読書記録:時代小説

『桜花を見た』 宇江佐 真理

◆桜花を見た 宇江佐 真理 (文春文庫)¥600 評価…★★★☆☆ <あらすじ> 太物問屋の手代である英助には誰にも言えないある望みがあった。それは実の父親に会うことだ。臨終の床で母が教えてくれた父の名は遠山左衛門尉景元、そう、あの有名な北町奉行・遠山金…

『槍持ち左五平の首』  佐藤 雅美

(2005年2月読了分。感想などは当時のもの) ◆ 槍持ち佐五平の首 佐藤 雅美 (文春文庫)¥580 評価…★★★★☆ <あらすじ> ご存知の通り江戸時代の大名は参勤交代という制度があった。決まったことを決まったようにやるだけではあるが、大人数の移動であるし同時…

『夜の明けるまで―深川澪通り木戸番小屋』 北原 亞以子

◆夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋 (講談社文庫) 北原 亞以子 ¥540 評価…★★★☆☆ <内容紹介> 深川澪通りの木戸番を勤める笑兵衛とお捨は五十年配の仲の良い夫婦だ。ふたりはその品のある風貌と仕草やもののわかった振る舞いなどから、周囲の人には元は…

『秘剣』 白石 一郎

(5月読了分) ◆秘剣 白石 一郎(新潮文庫)¥460 評価…★★★☆☆ <作品紹介> 紀州藩御祐筆組組頭・須藤家の末娘の信乃は家中のしきたりに従い年始の客の接待を勤めていた。役目柄城内でも幅が利く須藤家には年始の客も多い。そんな中ひとりの青年武士の妙な振…