『 うなぎ鬼 』 高田 侑

 

うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)

 

  ◆ うなぎ鬼  高田 侑 (角川ホラー文庫) ¥660

 

評価…★★★☆☆

 

<あらすじ> 借金で首が回らなくなった勝は、強面を見込まれ、取り立て会社に身請けされる。社長の千脇は「殺しだけはさせない」と断言するが、どこか得体が知れない。ある日、勝は社長から黒牟という寂れた街の鰻の養殖場まで、60kg相当の荷を運べと指示される。中身は決して「知りたがるな、聞きたがるな」。つまり、それは一体―?忌まわしい疑念と恐怖。次第に勝の心は暴走を始め…。いまだかつてない暗黒の超弩級ホラー、登場。 ( 文庫裏表紙紹介文 )

 

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丑の日だから本書を紹介しようと思ったものの、詳細を書く元気がないです……。

なので基本情報のみですみませんm(_ _)m

 

ちなみに本書は「 うなぎ鬼 」という異生物が出てくるような話では全くありません(笑)

このレーベルでこの題名だったら間違いなく誤解されるだろうに何でこうしたんだろう? 

もちろんうなぎは重要なファクターであり、そこに鬼が付くのもわかるんですが、いい作品なのにそれで敬遠する人もいそうな気がするのでちょっともったいないように思います。

 

ちなみにホラー文庫だし、解説だの帯でもホラーとくくられているけど、私はホラーだとは思いません。

色々な意味でコワいと思わせられるところのある作品ではあるけどね。

私のイメージでは小川勝己とかの鬼畜系下流系ジャパニーズパルプノワール( って長いな、おい )の系譜だと思います。