『唐沢なをきの幻獣事典』 唐沢 なをき

唐沢なをきの幻獣事典  唐沢 なをき  (講談社KCデラックス) ¥580  評価…★★★★☆ <作品紹介> UMA研究の若き精鋭・天野磁石とその有能な助手・さちこがUMAを求めて世界中を駆け巡る。登場するUMAは雪男やネッシーといったメジャーどころをはじめとして、モノ・グランデやオリバーくん、スカイフィッシュなど若干日本産に偏りがちではあるものの多数。
正直、題名と作者名があれば作品紹介いらないんじゃ?って感じなんですが一応書くだけ書いてみました^^; 私は唐沢兄弟ほんと大好きですねぇ。どっちでもいいから結婚してほしい、ムリならご尊父でもいいってくらい(爆) ちなみに若い頃はいかにもなお兄さんが好きだったけど、最近では癒し系風の弟さんが好きかも。まぁ、どっちでもいいんですが(ってのも失礼だけど各々ほんとに好きなんです)、なをき氏の絵と偉大なるワンパターン的なところがほんとに好き^^ 凄く毒のある内容でもうっかり見過ごさせてしまうあの絵柄は、もっと広く一般に認められても良いのではないかと思います。ほんとにキャラクターグッズかなんか作ってもいいんじゃないかと思いますわ。(私が知らないだけで実は存在してたらすみません…) で、作品としては唐沢なをきが好きでUMAが好きな人には別に言うことないんじゃないかなぁ、と(笑) 純粋にUMAだけ好きな人はもしかしたら怒っちゃったりするかも(雪男の造型とかさ^^;) だけど、私は大変に面白かったです。 『オバケのQ太郎』仕様でのスカイフィッシュの回で、スカイフィッシュのSちゃんがいなくなって嘆く翔ちゃんの前に、机の引き出しから 「僕、ドーバーデーえもん」 って別のUMAが現われるのがバカ受けでした^^  って、UMAにそんなに詳しくない人には何を言ってるか全くわからないですよね…。しかし、説明するとかなり長くなりますので、もし興味を持たれた方はぜひ本書をご一読下さいませm(_ _)m 作中ではふざけきってますが、一応ちゃんとした解説もついてますのでUMA入門書にはよろしいかと思います^^ 私はUMAそのものにはそんなに情熱を燃やしてないんですが、情熱を燃やしてる人を見るのは結構好きですね^^; ちなみに、UMA絡みの小説では田中啓文氏(大好き^^)の『UMAハンター馬子』がオススメ…とは言いづらいけど、面白いです。