『CUBE』(1997年・カナダ)

(2005年7月にケーブルTVで視聴。感想などは当時のもの) CUBE キューブ (1997年・カナダ)    監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ/出演:モーリス・ディーン・ウィント、ニコール・デボアー他  評価…★★★★★ <あらすじ> ある日突然気付いたら奇妙な部屋の中に閉じ込められていた男女6人。彼らは年齢、職業、思想も様々で、この部屋につれてこられた経緯も様々。何故こうなったのか思い当たる者もいない。とにかく外に出ようと様子を探るが、この立方体の部屋はひとつではない上にそれぞれに仕掛けがされているらしい。果たして無事ここから出られるのか? ---------------------------------------------- 余り説明してしまうと面白さが半減すると思うので、先入観無しに見て欲しいです。ジャンルわけもしづらいですね。色んな角度から見られます。強いて言えばサスペンス?非常にハラハラはしますので。 今までにない作りで、映像もスタイリッシュ(舞台はほとんど同じなんですけど)、非常に面白い映画だと思います。  ※以下ネタバレ有り
これも見るの2回目。前回見たの何年も前なのに内容凄くよく覚えてた。それだけ印象が強かったということですね。(あ、去年『CUBE2』を見たせいもあるかもしれない…) その分、何回見ても面白い!って感じではないのですが。逆に見ててちょっと辛くなった。カザン以外みんな死んじゃうんだもん。特に脱出できるってわかって、「私は生きるわ」って言ったレブンが殺されるところが凄くかわいそうで。 結局、最後まで謎は何ひとつ明らかにはならないし、カザンがちゃんと外界に出られたのかも不明なのだが、そんなことがちっとも気にならない(これは私には稀有なことなのです)凄い映画です。 あと、見るたびに全然お金かかってないだろうなーと思うんですが、それも凄いことだと思う。無意味に莫大な制作費をかけるつまんない映画がたくさんあるのにね。