『Gガール 破壊的な彼女』 (2006・米)

Gガール 破壊的な彼女  (2006年・アメリカ)  監督:アイヴァン・ライトマン  出演 :ユマ・サーマンルーク・ウィルソンアンナ・ファリス他  評価…★★★☆☆ <あらすじ> NYの設計会社に勤めるマットは同僚のハンナに仄かな想いを抱いているが、彼女にはモデルの彼氏がいてさえないマットなど全く眼中にない。彼女いない歴半年だし何とか現状を打破したいと思っている時に、友人にそそのかされたマットは地下鉄でお堅い雰囲気のジェニーをナンパする。最初はとりつくシマもなかったジェニーだが、ひったくりにあったジェニーのバッグをマットが必死で追いかけたのがきっかけで交際が始まる。初めてのデートでのジェニーは見た目のイメージとは違い、ちょっと挙動不審なところもあるが、意外と好きモノらしい雰囲気を漂わせていてマットはついその気になってしまう。そして、めでたくベッドインした後、ふたつの意外な事実が発覚する。実は、ジェニーはアメリカの平和を守るスーパーヒロインとして有名なGガールだったのだ。そして、それ以前に彼女はとてつもなく嫉妬深い女だった。
んー、まぁ、そこそこ面白かったですよ。期待以上でも以下でもないって感じかなぁ。 物凄く下らないのにヒロインがユマ・サーマンという違和感が物凄いけど(笑)ストーリーは単純だし、ラストはみんなハッピーだし、頭も心も使わずに見るのに良い映画って感じですかね。 でも、もう少し面白くできたんじゃないかなぁ…。まぁ、私はユマ・サーマンに全然魅力を感じないのでダメなのかもね。金髪だとまだ少しは見られるけど茶髪のユマは全然魅力がないし、セクシーシーンがあるわけでもファッションで楽しませてくれるわけでもないし、全然ですわ。しかも、主人公も全然つまんない男だしね。まぁ、これはダメな男という設定なので仕方ないかもしれないが、もう少し何とかならないのでしょうか…。冴えなくても魅力的な人だっているじゃん。あ、でも、アンナ・ファリスはすごいかわいかった!実は同時に『最終絶叫計画 4』を借りてたんだけど、それも彼女の魅力で私の中ではシリーズ最高の高評価でしたもの。彼女はほんとにかわいいねぇ^^  しかも、あんなにかわいいのにバカ映画に好んで出るところが凄く好きだわ(仕事がないからという説もあるけど、DVDの特典映像とかを見る限り彼女は物凄く楽しそうなんですよ)。 ジェニーが超能力を得るきっかけになった隕石とか、それを無力にすることができる隕石とか何とかに色々疑問はあるが、それはコメディの場合も言わない約束だから突っ込まないけど、茶髪は金髪になって金髪が赤毛になるのだけは「何でやねん!」と突っ込んでおきたい。だって、アンナは絶対ブロンドの方がかわいいんだもん(←それだけかい!)。 あと、素朴な疑問として、あの指令だかニュースだかはどこから来てるんでしょう?(事故が起こったりするとGガールにはその情報が流れてくるんです) てゆーか、そもそも超能力を得た人は絶対人助けをしないといけないんですかねぇ?それが人としての義務というのなら、自国内だけじゃなく全世界規模にすべきでは?…とかね。まぁ、それをやったら生活が成り立たないけど。 うーん、国連とかに申請して給料出してもらうわけにはいかないのかしら?とかつまらないことを考えてみたりして。 しかし、ユマは何でこんな映画に出たのかねぇ…。まぁ、『キル・ビル』も大差ないっちゃないから、アンナ同様こういうふざけた映画がすきなのかもしれないな。