先日、全国警察24時みたいな番組(どーでもいいけど、最近このテの番組やたら多くない?)で実録!振り込め詐欺(最新の名称はこれでいいんだっけ?f^_^;)みたいなのをやっているのをながら見していて、犯人グループに対して「あーあ、詰め甘ぇなぁ」と思うようなこと(どんな場においても社名を名乗らないサラリーマンはいない。身分証明が必要な場で名刺を出さない営業もいない等々)はいくつかあったのだが、その最たるものにして決定的なものは、謝罪の言葉が全くないことだった。

ながら見だったので、設定をちゃんと把握してないのだが、多分、会社の小切手を電車内に置き忘れたのだが、今日中にどうしてもそれで決済しないといけないので、お母さん、お金貸してみたいな話だったと思うの。

で、なかなかよく考えていて、いろんな人が入れかわり立ちかわり(電話でだが)現れるのだが、誰ひとり謝らないのだよ。
直接失策をして、お金を借りることになった息子も、その上司も、お金を受け取りにくる人も一切謝らない。
直接的な謝罪でない気遣い的な言葉すらない。
電話していてすら頭を下げる日本人としては、これは物凄ぇ違和感ですよ。
しかも、ビジネスの場でしょう。
これで、謝らないのはおかし過ぎ。
お金貸す立場のお母さんは、息子に非があると思っている(という芝居なんだけど)とはいえ、結構謝ってたからね。
「わざわざすみません」とか。「何度もすみません」とか。
これが平均的な善良な日本人と犯罪者である日本人の精神構造の差かと思ったね。

というわけで、高齢者の皆さん、謝罪の言葉が全くないお金貸して話は詐欺を疑いましょう。
なんちゃって^^;

でも、結構有効な見分け方のような気がする。
まぁ、それ以前に社名を言わない、名刺を出さないの方が有効かなf^_^;)
サラリーマンやってた立場からすると、仕事がらみの場で所属を一切言わないっていうのは、ほんと信じられないもん。