再び少し不思議

今度は落語なのですが、ネタも客席も少しどころかかなり不思議だった気が(^_^;)

心覚えのためにも詳細を書きたいけど、現地で箝口令(笑)が出たのでそれは泣く泣く諦め、当たり障りのないところをちょっと。


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今回はハナノベ以外のネタは『 ちはやぶる 』に『 時うどん 』と、ちゃんと語れる語れないは別として、私でも一応大体覚えているような古典落語の代表みたいなネタで、『ちはやぶる』をやった噺家さんも前回よりは随分とうまくなってたし、『 時うどん 』をやった方はなかなか上手で落語的にも満足^^ ( ほんまの落語聞くの2回目のズブズブのの素人が何言ってけっかんねん!…と一応自分で突っ込んでおくf^_^; )

しかし、内容はほぼほぼ同じでも関東の『 時そば 』が関西では『 時うどん 』なんだなぁというのに今さらながら感心。
今までも細かいところが関西だなぁとか思ってたけど、題名ががっつり違うのが『 時そば 』に慣れ親しんできた身としては結構驚きでした。

あと、ベテランの噺家さんが途轍もなくトチる( 正確には話の中の表現の一部が完全にぶっ飛んだ^^; )という貴重な場面を拝見することができて、失礼ながら大いにウケました^^;
1回目は普通に言いかけてはたと詰まって、やり直しましょ、と2回目で完全に行き詰まり、3回目で大唸りに唸って思い出すというのはちょっとネタのようで面白かったです^^
こんなことになったのも後に控える牧野さんの噺のせいに違いないと思って実に期待感が高まりました^^


で、本日のメインディッシュとも言える牧野さんの噺は、後半の言葉の感じとかオチとか全体的に田中啓文さんぽいなーと思いました。
具体的には書けなくて残念ですが、田中啓文さんの小説を昔から読んでいる人々には「ああ!」と思っていただけるのではないかなぁ。
あと、個人的に「 九番町 」が変にツボりました^^;
音でしか聞いてないので、クバンチョウねぇ、発音しにくいし、変な名前だなぁ。でも、まぁ番町とかあるしなぁ。ん、番町、クバンチョウ、九番町?あ、九番町!?そうか、九番町か!って感じで気づいたのが遅かったせいで変におかしくなっちゃって、笑うところじゃないところでひとりで笑いをこらえるはめになりましたf^_^;)

とにかく大変に面白うございました^^

しかし、いつもながら会場に溢れる作家さん方に全く接触できないのが残念で仕方がないです(>_<)
イベントの性質上仕方ないとは思うのですけど、触れられるような位置にあんな豪華なメンバーがいて、サインももらえず握手もできずっていうのはやっぱり寂しい(/_;)
特に牧野さんは余りお姿を見る機会もないので、今回はちょっと何かしてほしかったなぁ。
勇気を出して声をかければよかったんじゃね?って言われるむきもあるかもしれませんが、私、その辺非常に空気を読む人間なのであります。
落語の会は落語の会であって、小説の方のファンががちゃがちゃしちゃいかんと思うのです。
じゃあ、ぐだぐだ言ってんなよって話ですが(>_<)